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2008年11月 4日 (火)

これともお別れ

Kabukizakaidan 歌舞伎座が2010年の興行をもって取り壊しのニュースが出てからしばらく経ちます。

 もちろん今の歌舞伎座への思い入れや情緒は強くもっていますが、歌舞伎座が建てられ約55年にもなり、古くて地震が来たら恐い、というのが正直なところもあります。
 時々贔屓の役者を訪ねて楽屋へ行くのですが、楽屋は改装をしていないので客席以上に古いというのを感じます。

 持ち主の松竹さんにはそれなりの考えが合ってのことですから、観客が歌舞伎座の立て直しをどうこう言うのは???という側面がありますが、一つだけ言えるのならば歌舞伎を見られるのならば建物はどうでもいいので、幕見席だけは残して貰いたいのです。

 写真の階段は前述の幕見席へ行くための専用階段です。
 この階段はとても勾配が急で、しかも四階へ行くのですから段数もあります。
 ですから、まるで登山のよう。
 『あたしは、この階段が上れなくなったら歌舞伎は止めると決めてるの』
 とおっしゃった、実際に六代目菊五郎を見たファンのご婦人がいらっしゃいましたが、以前この階段を駆け上っていた私も最近は・・・crying

 この階段とも2010年4月でお別れと思うと、少し寂しい気がします。

 

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コメント

こんはんは。
この階段、上ったことはないのですが、見上げただけでくらくらしたのを覚えています。

古い建物は、情緒はあるもののそこで生活するとなると支障が出てくるものです。
火災・震災などの対策を万全にし、中身は情緒たっぷりしていただきたいですね!

ちなみに大阪は、現仁左衛門さんがいろいろアイデアを出されて話題を集めました。

投稿: ゆっぴー | 2008年11月 4日 (火) 22時27分

幕見席への階段、見上げただけでクラクラするだけでなく、4階まで駆け上がると本当に頭がクラクラしてきます。
もっとも最近は2階くらいまで行くと、芦が動かなくなってくるんですが(苦)

改装後の演舞場には一度入りましたが、妙にお洒落な雰囲気で少々クール名雰囲気に感じました。
国立劇場は変に味気ないし。
歌舞伎座は泥臭くても良いので、情緒があって暖かみのある劇場になると良いですね。

松竹座は仁左衛門さんのアイデアを出されたんですね。
今度の歌舞伎座も、興行主の目線だけでなく、役者や見物からの目線も上手に取り入れて貰いたいもんです。
見物は舞台からの目線を全く知りませんから、役者の意見というのは大切だと思います。

渡辺貞夫さんも毎年のイベント会場を、音を基準に選んでいるようです。
どこどこは音が○○○とか、時々話していましたんで。
舞台での音の通り、演者にとって大切みたいですね。

投稿: osome | 2008年11月 5日 (水) 22時32分

今日の新聞に「歌舞伎20選」応募の記事が載っていました。

関西の新聞にまで載るってすごいですね。

もちろん、私も応募しました。

10組しか当たらないので期待はしていないけれど、
今後の興行の参考にするそうですよ。

投稿: ゆっぴー | 2008年11月 7日 (金) 16時23分

友人から、現歌舞伎座での最終公演まで有名な歌舞伎演目のオンパレードになるみたよ!って聞いてましたが、やはりそうなんですね。
私だったら・・・忠臣蔵5・6段目、引き窓、黙阿弥ものならなんでもOK.
嫌いな演目をあげた方が早いかもしれません(笑)

投稿: osome | 2008年11月 7日 (金) 20時51分

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