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2007年7月28日 (土)

よき(斧) こと(琴) まつ(松)

Yoki_koto_matsu 江戸時代の歌舞伎役者は流行の最先端を行く人達であり、彼らの中には粋で洒落好きな人が多かったようで、自分の屋号を文字って図案にして遊んでいました。
 その中でも有名なものが 七代目市川団十郎の”かまわぬ 鎌(かま) ○(わ) ぬ(ぬ)” と 三代目尾上菊五郎の ”よきこときく 斧(よき:上方の言葉) 琴(こと) 菊(きく)” ではないでしょうか。
 ※この二つの図案は、手拭いとして容易に入手できます。
 ※図柄はgoogleの画像検索(以下のアドレス)で ”かまわぬ” ”よきこときく” を平仮名で入力すると簡単に見つけることができます。
 http://images.google.co.jp/imghp?hl=ja&tab=wi&q=

 今の時代にも粋な役者がおりまして、6代目尾上松助さんもそのお一人。
 残念ながら故人となってしまいましたが、江戸の香りがする舞台は今も忘れることができません。
 松助という名前は  初代松助は当時の大スターで後に松緑と名乗り、二代目松助は後に三代目菊五郎となり、4代目は江戸末期~明治に掛けての名優尾上家の中でも重要な名前なのです。

 そんな松助さんが考案したのが写真の ”よきことまつ よき(斧) 琴(こと) 松(まつ)”の図案です。
 もちろん、三代目菊五郎が考案した”よきこときく”が元になっています。
 浴衣地を松助さんから譲って頂きましたが、浴衣にすると着る機会が少ないことから、シャツにすれば着る機会が多いということから、シャツを作ってもらいました。
 本当は松助さんに見て頂きたかったのですが、 松助さんのご子息である尾上松也さんに見て頂きました。写真の左に移っている白いポロシャツが松也さんです。
 また、松助さんのお弟子さんで浜松出身の尾上松五郎さんにも見て頂き、お二人とも喜んで頂けたようです^^

 入手するのはなかなか難しいのですが、好きな役者の浴衣地をこのようにして使うというのも贔屓としては楽しいかもしれません。
 ただ、和柄は現代社会に置いてとても派手に見えますので、気になる方にはオススメできませんのであしからず。

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