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2006年6月 9日 (金)

17代 中村勘三郎

17kanzaburou 17代目 中村勘三郎

 勘三郎さんといえば勘九郎さんとして長く親しまれた昨年襲名した勘三郎さんを思い出されますが、サインの勘三郎さんはそのお父さんになります。
 勘太郎、七之助兄弟のおじいさんになります。

 17代目の父は3代目中村歌六で、中村歌六には中村吉右衛門、時蔵、そして勘三郎の三兄弟がいて、各々名人としてその時代を築いていました。
 特に長兄の吉右衛門は6代目菊五郎と並び、当時の歌舞伎界をリードしていました。

 17代目は芸の幅が広く、生涯に800以上の役を演じたことからギネスブックにも登録されました。
 様々な経緯を残しているようですが(それについてはネットでお調べ下さい)、芸に厳しく息子の現勘三郎さんに対しても真摯な態度で対していたようです。
 その芸・姿勢が認められ人間国宝にも選ばれました。

 職人・芸人の世界では”見て盗む”ということを言われ、人によっては全く教えてくれない役者もいるようですが、私が贔屓としている役者さんは勘三郎さんから「あそこはそうしてるだろ、そうじゃなくて、こうしなきゃいけないんだ」と教えて下さり、代役で女役ではとても重たい役をしていたときだっため、とても有り難く感じたようです。
 気難しい方というイメージが先行しているため、このようなところは案外知られていないのかもしれません。

 また、浅草寺仲見世商店街の裏手、弁天山の側にある絵手拭いの専門店”ふじや”さんの会長さんとは仲が良く、この店をよく訪れていたそうです。

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