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2005年12月 9日 (金)

雪水雲緑

xue_shui_yun_lu 雪水雲緑(せきすいうんりょく)
 緑茶
 産地 浙江省桐廬 

 雪水雲緑は浙江省杭州市から千島湖にかけて流れる富春江(Fuchun river)の中間地点あたりにある桐廬で生産される、緑茶です。
 桐廬は高山地域にあるため一年を通して霧が多く発生し、空気も澄み環境汚染の少ないお茶の栽培に適した地域です。

 茶葉の形は捻れることなく真っ直ぐに成形され、堅さを感じます。また、色は美しいオリーブグリーンをしており、その形、色から丁寧に作られていることが想像できます。また、茶葉は湯を注いだときの期待感を高めてくれます。
 
 蓋腕に茶葉を入れ、湯を注ぎしばらく待つと…茶葉の8割が茶柱になっており、湯を注いだだけで幸せいっぱいな気持ちにさせてくれます。
 この水色からは、濃厚な味と香りが想像できないほど淡く、澄んでいます。
 立ち上がる濃厚な香りは様々な表現ができるのでしょうが、霧の多い地域で栽培されているからではないと思うのですが私は香りの中に“霧”の香りを思い出しました。
 味も香りに負けないくらい濃厚で、渋味が少なく、甘さを強く感じました。一口目から口の中を芳醇な茶の味が広がり、至福の時間を楽しむことができます。
 2煎目以降になると水色はますます淡くなるのですが、味と香りは至福の時を感じさせてくれます。

 お茶を飲んでいるときは、何かお茶請けをほしがるのが私の常ですが、このお茶に関しては似合うお茶請けが思い浮かびません。
 あえて言うならば、中国茶のお茶請けのスタンダードの一つ、ヒマワリの種が合いそうです。

 このお茶は幾つかの賞を受賞しているようですが、飲んでみると賞をもらっても間違いないと思うはずです。

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