« 杭州ナビ秋1号 | トップページ | また叱られる »

2005年10月11日 (火)

猴采紅茶

hou_cai_hong_cha 猴采紅茶(こうさいこうちゃ)
 中国紅茶
 中国 福建省

 まず茶葉を見て思うのは、一般的に考えられる紅茶と大きく異なっていることです。 色:一般的には黒に近いものですが、この茶葉はごらんのように金色と表現してもおかしくない色彩をしています。 形:一般的には茶葉を砕いたものが多いのですが、猴采紅茶は中国緑茶の名品の一つ碧螺春のように丁寧に巻曲した形状をしています。香り:茶葉の香りは、若干の酸味を含み一般的な”紅茶”というイメージではありません。 また、茶葉には非常に多くの白毫があります。

 大量の白毫があるため湯を注いだときの茶の香りは、まず毫香の香りが鼻を突き、それから猴采紅茶独特の若干の酸味のある香りが来るように感じます。
 味はやはり一般的な紅茶とは異なっており、私には若干の酸味を感じました。

 猴采紅茶は別名”猿摘紅茶”とも呼ばれ、猿が茶葉を摘みそれを加工していることから、名付けられたようです。
 また、生産量も多くないようで、日本でこの名前で売られているところは無いようです。

 西洋紅茶に慣れた方には奇異に感じられるお茶かもしれません。また、中国紅茶に慣れた方にも若干の違和感を感じさせるものと思います。
 その反面、白毫銀針や君山銀針のように白毫を多く含む中国茶を好まれる方には、違和感無く受け入れられるかもしれません。また、福建省産の岩茶を好まれる方も、案外受け入れられるのかもしれません。

 これだけ沢山の白毫を残した作りは、丁寧に茶葉を扱い生産したことを想像させてくれます。
 茶畑で小さな新芽を一つずつ丁寧に摘んでいるところを想像しながら飲むというのも、楽しいのではないでしょうか。

|

« 杭州ナビ秋1号 | トップページ | また叱られる »

コメント

紅茶のグレードでは
金色の新芽ゴールデンチップスの多い上級品をTGFOPと分類していますが、
この紅茶は更に上級なFTGFOPに分類されるのかな・・・
いやいや、それ以上!!
目指したもの、意図、ダージリンのような紅茶とは違うのでしょうが。
この紅茶を言葉で表現するのは難しい・・・
初めて飲んだ時で出た言葉が一番しっくり来る感じかも・・・

「っすげ!これ・・・・・・・・」

投稿: 人参烏龍 | 2005年10月14日 (金) 01時32分

ダージリンが目指している方向とは明らかに違いますね。
ダージリン一辺倒のように一方向に向かうのではなく、猴采紅茶のように独自の方向性を持つというのも、中国茶の特徴かもしれませんね。
いいでしょ、猴采紅茶!

投稿: osome | 2005年10月14日 (金) 20時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/98110/6356015

この記事へのトラックバック一覧です: 猴采紅茶:

« 杭州ナビ秋1号 | トップページ | また叱られる »